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CSS Nite LP, Disk 6「CMSリベンジ編」に参加してきました。

[2009/07/03]

CSS Nite LP, Disk 6「CMSリベンジ編」(2009年6月27日開催)2009年6月27日(土)ベルサール西新宿にて開催されたCSS Nite LP, Disk 6「CMSリベンジ編」に参加してきました。なんとこのイベント、ひっきりなしに8つのCMSのデモを交えたプレゼン(うち3つは各15分程度のプレゼン)と締めのトークセッションで、6時間近く聞きに徹する感じのものでした。

もちろん各セッションについてじっくり聞いてきましたが、それらを一気に展開するにはあまりに濃密な内容でしたので、今回は総括をサックリと済ませ、次回以降に各CMSについて語られた内容をレポートします。(とは言え実際に操作をした事があるのはSOY CMSのみですので、詳細さに偏りが出てしまうかもしれませんが。)

ということで、以下に各CMSの特徴を挙げて行きます。

SOY CMS

もう随分前になってしまいましたが、今年の4月に勉強会に参加した、あのSOY CMSです。
デザイナーでない方(プログラミングを主にしている方)たちが、デザイナーでも直感的にHTMLをCMS化できるように、という思いで作られたオープンソースのCMS。

ちょっと後ろの方でレジュメが見えにくかったのですが、以前の勉強会の時より格段に管理画面が使い易くなっているようでした。SOY CMSは、ある程度HTMLを直打ちできる技術を持っていれば簡単に導入できる(詳細は後述)のが特徴ですが、以前の管理画面ではちょっと直感的ではなかったような(たとえHTMLのCMS化が簡単に出来ても、その他の設定が微妙に解りにくい)イメージだったのですが、今回拝見したものはすっと使える管理画面になっていたように思いました。

SOY CMSの特徴はHTMLのタグをそのまま利用して独自タグの追記とCMS化エリアをコメントアウトで記述追加する事で、静的HTMLをCMS化出来るというものです。

全力でサポート体勢を作って下さっているので、何か欲しい機能などが有ればすぐにご対応頂けるそうです。

WebRelease2

「ちょっとお高い」CMS(ご講演者談)。ただし、高いのには高いなりの理由があり、とにかく柔軟で結果的にTCO(トータルコストオーナーシップ)が軽減される、という事を強調されていました。
柔軟というのは、CMSであればテンプレート作成時に同時に発生する最新テクノロジーへの対応や、コンテンツ入力時のレイアウトの多様性、また運用フェーズに入ってからのテンプレート修正の容易さという部分での対応の事。それらを責任持って継続的に提供し続けて下さる事に価値を感じ取れる方であれば、高くない金額でしょう。

またこのCMSはしきりに「白いキャンバスです」という表現をされていました。とにかくWebRelease2を噛ませて「どんな形にもカスタマイズできる」という意味で「白いキャンバス」ということで、先に紹介されたSOY CMSより割と開発者向けのイメージを受けました(WebRelease2でデータ自体を管理する事も可能という意味で)。
実際このセッションでは導入事例として日産やACROSSのサイトをご紹介頂きましたが、どちらもCMSを通してページを生成しているというより、情報(データ)をCMSで管理して必要な物を各ページやコンテンツ用に取捨しているという印象を受けました。

CMS Designer

このCMSもSOY CMSと同様、HTMLをある程度書けるWebデザイナーがCMSの導入を簡単に行えるようにと作られたのがCMS Desgnerです。とにかくMovableType(MT)を比較対象として、MTでの使いにくい部分を徹底的に簡素化して「デザイナーが感覚だけで導入出来る」ことを中心に考えられたCMSというイメージでしょうか。

SOY CMSとちょっと違う部分は、「これまで通り(使っていた人ならば)DreamWeaverでHTMLを作成出来る」という部分を売りにされていた事です。また、不思議な事にサイト全体をCMS化するのではなく、CMS化したいページのみにCMS Designerを適用する事が可能だそうです。

こちらもセッション内で操作方法のデモを行って下さったのですが、私の印象ではとても簡単に色々な事が出来そうなイメージを受けました。何かを設定されるごとに「へぇ〜」「ほぉ〜」と感嘆していました。
ただし管理画面のインターフェイスに関しては、ちょっとグラフィカルさが弱い感じ(OS9時代のMac的と表現したら良いのでしょうか...)がしたことも書いておきます。そのため「CMS化する時のワクワク感」は他のCMSに比べると、低くなってしまうのかなぁという印象です。

とはいえ、「簡単に」CMS化出来るという部分を特に注意して作成されているのも感じ、とにかく解りやすいラベルをボタンに付けるなど、そういった部分での気遣いを行われているCMSだなぁと思いました。

RCMS

正式リリースがつい最近、2009年の3月ということで、割とほやほやなCMS。
RCMSとは、Relational Contets Management Systemの頭文字で「関連性重視」型CMSということで、従来型のWebサイトの概念であるフォルダ(ディレクトリ)が有ってページが成り立っているというツリー型構造の概念ではなく、コンテンツ自体をメタデータとして扱い必要なページから情報を抽出し表示させるマトリクス構造を構築できるのが一番の特徴と挙げられていました。

このRCMSの特徴であるマトリクス構造に関しては、セッションの最後に株式会社まぼろしの小林さんが補足をされていましたが、以前のCSS Niteでもビジネスアーキテクツ(bA)の森田さんが数度に渡って紹介されたサイト「西村あさひ法律事務所」のサイト構造(これこそがマトリクス構造と最初に説明されたサイトだと思うのですが)がbAだからこそ出来た技=MTをゴリゴリ書き換えてプログラミングして、情報をメタデータとして扱って......というのがそんな小難しい知識が無くとも導入出来てしまうのがRCMSで、それこそがこのCMSの醍醐味である!ということでした。

こちらもデモをしてくださったのですが、そんな「マトリクス構造」なんて微塵も感じさせない(いや、あるいはコンテンツ自体が最小サイズであるという意味では最適な)携帯での情報のアップ&公開作業を見せて頂きました。詳細はまた別の記事(今後掲載予定)で。

a-blog cms

「Web制作者のためのa-blog cms」として2009/6/25正式公開されたCMS。
Web制作者が「欲しい機能」を集結させたCMSとして開発されたのがこのa-blog cmsということで、サイト構築に必要な機能がすでに全て入っているのが特徴でした。

正に魔法のようにa-blog cmsを位置づけていて感覚としては「なんだか解らないけどアップしてみたらCMSができちゃった」という感じでCMS構築が出来るという、不思議なシロモノです。

デモでとにかく「なんだか解らないけど」できちゃったという事をやってくださったのですが(実際触っていないので何がどうなって起こっている事かすら説明がつかないのですが)、インストールしてすぐのa-blog cmsの「themes」フォルダにデザインファイルをコピペするだけで、デザインテーマが設定されます。テーマは管理ページから適用する事が可能です。

Web制作者のためということで、HTMLとCSSの基本的知識さえ有ればこのa-blog cmsを使いこなす事が可能だそうです。もちろん、カスタマイズすればする程使いやすくもなるそうです。


さて、一通りのセッションが終わった所でこの後3件の特別セッションが10分ずつで組まれていました。
時間も少なかったので、一言ずつ印象を残しておきます。

bingo!CMS

すごい!
これはすごい!
なんか未来のWebデザインってかんじ。。。

と、私がメモを残す程。今後このbngo!CMSが普及していってしまったら、(ビジュアル面の設計管理をするだけという意味の)Webデザイナーという職は無くなるんじゃないかという感じの、インスピレーション型CMSでした。ドラック&ドロップでページの作成が可能です。

Jimdo(ジンドゥー)

Word,Excelしか出来ないような人がいかに簡単に更新できるか、という所に重点が置かれたCMS。
CMSというイメージよりも、どこかのブログサービスという感じでした。

EnterpriseCMS(MTプラグイン)

「もう、MTでいいじゃん?」という声と共に披露された、MTを使いやすくするプラグイン。
確かに!MT使いにはたまらないプラグインかもしれないのですが、今回MTってどうなんだろう?という立場で参加した私としましては、結局MTに......という流れには簡単に納得は出来ませんでした、ゴメンナサイ。。。

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本職がWebデザイナーですので、このブログではWebやデザインに関することが中心になってくると思いますが、参加したセミナーの内容を掲載したり、時には美術館や展示会の感想を書いたりしています。

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